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【飼い主が知っておくべき】トイプードルがかかりやすい病気8選!症状と原因、予防法まで!

愛情をもって、飼っているなら家族の一員であるトイプードル。

家族の一員であるのなら、少しでも長く生きてほしいですよね。

あらかじめ、小型犬であるトイプードルがかかりやすい病気を知っておくことで病気やケガの予防になるかもしれません。

ぜひ、最後まで読んで頭の片隅にでもいれておくと、いざというときに役に立つかもしれません!

《目の病気》流涙症(涙やけ)

流涙症とは、涙があふれて目のまわりが変色してしまう病気のことをいいます。

一般的には『涙やけ』とも呼ばれますが、トイプードルがかかりやすい病気のうちの1つなのです。

流涙症(涙やけ)の症状・特徴

ホワイトやクリーム、アプリコットといった薄い色のトイプードルは涙やけが目立つのでより気になってしまいます。

  • 涙があふれて目のまわりが茶色に変色する
  • 悪化すると湿疹や皮膚炎、まぶたのけいれんの原因にもなりうる

このように、涙やけはパっと見では病気ではなさそうに見えるのですが別の病気も引き起こす可能性があるので、ひどい場合には獣医さんに診せる必要があります!

流涙症(涙やけ)の原因

涙が常にあふれていることによって、流涙症(涙やけ)が発症します。

涙が過剰に分泌されてしまうことや涙がうまく排出されないことが主に涙があふれる原因となっています。

まず、涙の分泌量が多い理由として、角膜炎や結膜炎といった目の病気にかかっている場合があります。

他にも、まつ毛が変な生え方をしていたり、逆さまつ毛のときも涙が過剰分泌されることが多いです。

そして、涙がうまく排出されない原因は鼻涙管が詰まっていたり、欠損している場合です。

鼻涙管とは?

涙は通常、涙腺から分泌され、鼻へと抜けていきます。
その、目と鼻とつないでいるという管のことを鼻涙管といいます。

流涙症(涙やけ)の予防・対策

まず、目の病気を予防するためにいつも目のまわりを清潔な状態にし、周りの毛が目にかからないようにすることが大事です。

目の病気にかかっていると思われるときにはすぐに獣医さんに診せましょう。放置してしまうと、別の病気も発症することもあり、最悪の場合は失明してしまいます。

また、まつ毛がおかしな生え方をしているときも獣医さんに相談をするとよいでしょう。

矯正することによって、治る場合もあります。手術なども方法の一つとしてアリです。

《耳の病気》外耳炎

耳の外から鼓膜までの外耳に炎症を起こす病気です。

人間もかかりやすい病気なので、聞いたことがある方も多いかもしれません。

外耳炎の症状・特徴

大きくて垂れた耳はトイプードルのチャームポイントですよね。

でも、しっかりとケアをしないと外耳炎が発症して下記のような症状が出る場合があります。

  • 耳のなかが赤く腫れてしまい、ただれる
  • 炎症を起こしているので耳が熱くなる
  • 耳垢が増えるため、嫌なニオイを放ったりする
  • 耳がかゆくなるため、足でかいたり、床にこすりつけたりする

外耳炎の原因

垂れてかわいらしい耳は裏を返せば、通気が悪く、蒸れやすいという欠点があります。

そのような環境はブドウ球菌などの細菌やマラセチアなどの真菌、ダニなどが繁殖しやすい絶好な住みかとなってしまいます。

他にも、シャワー後の乾燥不足であったり、アレルギー異常やホルモン異常といった場合にも発症するケースがあります。

外耳炎の予防・対策

基本的に耳を清潔にし、耳の中を乾燥をしていることが一番の外耳炎の予防法です。

トイプードルの耳にはうぶ毛が生えるため、それを耳掃除のタイミングで抜き、耳アカもしっかりと取り除くことが大切です。

アレルギーが原因の場合には、獣医さんのアドバイスを聞き、食事内容を見直すこともあります。

《ひざの病気》膝蓋骨脱臼

膝蓋骨ってなんやねん!と思うかもしれませんが、膝蓋骨(しつがいこつ)とは、いわゆるひざの皿です。

つまり、膝蓋骨脱臼とはひざの皿が脱臼するという想像するだけで痛々しい病気なのです。

膝蓋骨脱臼の症状・特徴

後ろ足にある膝蓋骨(ひざの皿)が外れている状態なので、歩き方などでわかる場合があります。

少しだけずれた場合には、下記のような症状が出ないこともあります。

  • ケンケンしながら歩く
  • 足をひきずりながら歩く
  • 抱っこしたときにポキっと音がすることがある
  • 長時間放置すると、じん帯や骨、筋肉などを変形させてしまうこともある

足をかばうように歩いている場合には、膝蓋骨脱臼を疑うと良いでしょう。

放置するとひざ以外のところにも影響を及ぼすので、歩き方がおかしいと思ったらすぐに獣医さんに診せましょう!

膝蓋骨脱臼の原因

実は、もともと後ろ脚がX脚やO脚になっているような先天性の場合があります。

成長とともに膝蓋骨もずれてきれ、完全に脱臼してしまいます。

他には、高いところから飛び降りたり、急にUターンをしたりと脚に負担をかけた場合に膝蓋骨脱臼が発症してしまうケースもがあります。

膝蓋骨脱臼の予防・対策

先天性の場合には、成長するまで様子をみるしかないです。

他のトイプードルに比べて、X脚やO脚である場合には獣医さんに相談して、先に手術をするのもよいでしょう。

ケガによって、膝蓋骨脱臼を発症することを防ぐために、すべりにくいマットを敷き詰めたり、高い段差を作らないように工夫するなど関節に負担がかからないように環境を整えることも大切です!

《関節の病気》レッグ・ペルテス病

大腿骨(太ももの骨)の先端への血流が悪くなり、変形したり壊死したりする病気です。

生後3ヵ月~12ヵ月程度の成長期の子犬に多く見られる病気となっています。

レッグ・ペルテス病の症状・特徴

あまり聞きなれない病気だと思いますが、症状が進行すると歩行障害などの原因にもなりえますので、下記のような症状が見られたら早めに獣医さんに見せることをオススメします!

  • 後ろ脚を引きずるように歩く
  • 体重がかかると痛がる
  • 片足だけかばうように歩く
  • 股関節の部分を触られることを嫌がる

レッグ・ペルテス病の原因

レッグ・ペルテス病の原因ははっきりと解明おらず、遺伝的なものだと考えられています。

他にも、栄養障害やホルモンの影響、骨や関節の異常などによって発症するとされています。

痛みが出る理由として、股関節にある大腿骨の骨盤と接触している骨頭と呼ばれる部分が壊死しているためです。

レッグ・ペルテス病の予防・対策

原因がはっきりとしていないため、予防することが難しい病気の一つです。

早期発見をし、早期治療ができれば歩行困難まで症状が進行しないので、定期的な健康診断を受けさせてあげましょう!

痛みが出ているころには、すでに骨が壊死してしまっているのでそうなる前に早めに気づいてあげることが大切です!

《脳の病気》てんかん

てんかんは人間にも起こりうる、非常に恐ろしい病気です。

脳内の電気信号に異常が生じ、突然発作が起こります。発作が治まると、元に戻ったりするので飼い主さんも見過ごしてしまうことも多いようです。

てんかんの症状・特徴

脳の病気なので、外見ではわかりづらいですが、下記のような症状がでたら『てんかん』を疑ってください。

また、どんな症状が出たかをメモしておくと獣医さんに正確に伝えられるので、万が一に備えておくことも重要です。

  • 急に意識を失い、泡を吹いて倒れる
  • けいれん発作を起こす
  • 口をモグモグさせたり、一点を見つめるなど挙動不審になる
  • よだれがダラダラでて、粗相する
  • 完全治療は難しいといわれている

てんかんの原因

てんかんの原因はさまざまあるといわれていますが、はっきりとわかっていないことも多いようです。

CTスキャンやMRIなどの検査をしても何の異常も見られない場合には、『真性てんかん』といい、原因が不明で遺伝的な要因があるといわれています。

遺伝の場合には、生後6ヵ月~3歳くらいに発症しやすいです。

他にも、外傷の後遺症によるものだったり、腫瘍発症などがげんいんでけいれん症状を起こす『症候性てんかん』といわれるものもあります。

てんかんの予防・対策

てんかんという病気はよくわかっていないことも多く、これ!という予防策がありません。

しかし、外的要因によるてんかんであるのならば、気温や気圧の変化に備えたり、睡眠不足にならないようにしっかりと休ませることが大切です。

また、脳が異常な電気信号を送ってしまうことが原因であるので、トイプードルを過度な興奮状態にさせないことも予防法のうちの1つになります。

そのために、アロマを焚いたりとリラックスさせることも有効な予防法の一つです!

食事によって改善されることもありますので、獣医さんとしっかり相談をして決めるのもよいでしょう。

《皮膚の病気》アレルギー性皮膚炎

アレルギーを引き起こす原因であるアレルゲンと接触することで起こる皮膚炎のことをアレルギー性皮膚炎といいます。

人間でもアレルギーを持っている方も多いように、トイプードルもアレルギー持ちの場合も多々あります。

アレルギー性皮膚炎の症状・特徴

生後半年~2歳くらいまでのあいだに発症しやすいアレルギー性皮膚炎ですが、放置しておくと皮膚をかきすぎてただれてしまったりするので、何かおかしいなと思ったらすぐに獣医さんに診てもらうようにしましょう!

  • 顔や手足、お腹などをかきむしる
  • 皮膚が赤くなっている
  • 下痢症状

アレルギー性皮膚炎の原因

アレルギーを引き起こすアレルゲンはさまざまあります。

食事によってアレルギーを引き起こすことが多いと思いがちですが、実はアレルギー性皮膚炎の原因の10%程度しか食事から発症するパターンはありません。

ハウスダストや花粉、ダニや真菌などの場合のほうがアレルギー性皮膚炎を発症させることが多いのです。

アレルギー性皮膚炎の予防・対策

アレルギーが発症するまで、どの物質がアレルゲンなのか判別がつきません。

食事面でのアレルゲンは主にタンパク質です。鶏肉や牛肉、卵や魚、大豆などに多く含まれています。

タンパク質を多く含まないドッグフードを与えることも一つの方法ですが、実は同じドッグフードを食べ続けていても、ある日突然発症することもありえます。

そのため、ドッグフードはたまに変えてあげることも予防法のうちの一つになります。

他にも、ハウスダストや花粉、ダニや真菌などが原因の場合にはやはり家をこまめに掃除して、清潔に保ってあげることが重要です。

また、散歩帰りにはブラッシングをしてあげたりとアレルギーを発症させないことを第一に考えてあげましょう!

《生殖器の病気》停留睾丸(オス)

オスのトイプードルのみに発症する病気です。

読んで字のごとく、睾丸が停留してしまう病気となっています。

停留睾丸(オス)の症状・特徴

生後まもなくの子犬の睾丸は通常、お腹のなかにあります。

それが成長とともに下りてきて、最終的に陰嚢内におさまるのです。

しかし、停留睾丸を発症してしまうと、

  • 睾丸が下りてこず、脚のつけ根で止まったり、お腹のなかに収まったまま
  • 睾丸が陰嚢にないので、生殖機能が失われる
  • 睾丸腫瘍のリスクが高まる

停留睾丸(オス)の原因

遺伝性であると考えられているが、ホルモン異常であったりする場合もある。

一応、片方だけでも睾丸が下りてきていれば生殖自体は可能ですが、交配は慎重に行わなければなりません。

停留睾丸(オス)の予防・対策

遺伝性によるものが大きいので特に予防法はないが、停留睾丸の場合だと睾丸腫瘍になる可能性が正常のトイプードルに比べて14倍も上がるという研究結果もでている。

そのため、生殖する予定がない場合には子犬の時期に去勢手術をあらかじめしておいたほうが良いでしょう。

また、定期的な検診を行くことも早期発見に向けて大切なことなので面倒くさがらずに行ってあげることをオススメします!

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《生殖器の病気》子宮蓄膿症(メス)

子宮に膿(うみ)が溜まってしまう病気です。

最悪の場合は命を落とすこともある大変な病気なので、もしかして…と思ったらすぐに病院へと連れていくことも大切です!

子宮蓄膿症(メス)の症状・特徴

外陰部から子宮内部に最近が感染して起こる病気です。

6歳以降で出産経験が少なかったり、まったくないようなトイプードルによく発症します。

  • 水を大量に飲み、オシッコも何度もする
  • 子宮内に膿(うみ)が溜まってくるため、お腹がふくれる
  • 食欲が落ちる
  • 発熱
  • 嘔吐
  • 膿(うみ)のようなおりものがみられる

子宮蓄膿症(メス)の原因

大腸菌などの細菌が子宮内に溜まって発症します。

成犬のころであれば、免疫力が強いのでその菌に打ち勝つこともできますが、6歳を超えるようなシニア犬になると免疫力が低下するため、細菌が繁殖してしまいます。

子宮蓄膿症(メス)の予防・対策

完全な予防方法は子犬のころに子宮摘出手術を受けさせることです。

子宮自体がなければ、膿(うみ)が溜まることもありませんよね。

しかし、繁殖させる予定があり、子宮摘出手術を受けさせられない場合には早期発見が大切です。

定期的な検診と飼い主さんがいつもと違うなと感じたらすぐに病院に連れて行ってあげることが大切です。

命に関わる病気なので、早め早めの治療をしてあげましょう!

まとめ

いかがでしょうか?

人間も色んな病気にかかるのと同じで、トイプードルも色んな病気にかかります。

予防できるものは出来る限り予防をするのが一番ですが、可能であれば定期的に健康診断に連れていくことが大切です。

トイプードルは人間と違い、言葉を発することができないので健康診断か飼い主さんが異変に気づいてあげるしかありません。

日頃からしっかりとトイプードルを見てあげることも重要です!

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